瀬戸内英語学院 「思うがままに」

教えるとは希望を語ること、学ぶとは誠実を胸にきざむこと。
「思うがままに」ってことで 嬉しいこと、感動、驚き、幸せ、などを「思うがままに」記してみよう。
そして、不平、不満、も、ポジティブに、が、エクセントリックにやっていこう。
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To be or not to be, that is the question.


  ある年の婆娑羅(バサラ)祭のことである。

 高3生の8時クラスにユースケが欠席である。

 周りの友人に訊くと 「授業をさぼって、彼女と花火見物です」とのこと。

 彼らが一斉に吠えだした。「先生、かれにきついペナルティーを与えてください。

 我々受験生の士気にかかわります。欠席の懺悔をさせるとか、Duo5回筆写とか、

 いや、思いきって退塾もアリです」 ここぞとばかりの言いたい放題の欠席裁判である。

 彼らの彼女ナシ歴がひしひしと伝わってくる。可笑しくあり、哀しくもある場面だ。が、痛快なり。

 「センセイ、この状況をいかになさいますか?ご判断を!」と大いに盛り上がった。

 で、私は言った。

 「そうだネ、現在の状況から判断するに、諸君には花火に同行を願うGFがいないことが

 わかる」 男子生徒はブウブウと文句を言い、女子生徒は「そうだ、そうだ」の合唱である。

 爆笑の後に常の過去問テキストを激しくやっていった。


  次の授業でユースケの弁明を聞くこととなった。

 「センセイ、俺は悩んだんです。

 彼女は 『私をとるか、瀬戸内をとるか』とせまってくるのです」 彼は必死の釈明である。

 まさしく ハムレットである。To be or not to be, that is the question. である。

 「彼女をとるか、授業を欠席するか、それが思案のしどころだ」 と相成ったのだ。

 そして彼は not to be (授業欠席)の選択をしたのだ、と苦しい胸の内を明かす。が、

 それは単に彼の惚気(のろけ)にすぎない。それを口角泡を飛ばしての申し開きである。

 稚戯愛すべき、ではあるが、聞き手の我々はいい迷惑だ。

 彼が言えば言うほど、彼女が如何に素晴らしいかを聞く羽目になるわけだ。私は言った、

 「分かった、分かった、キミはそれほどに授業よりも彼女の魅力を言いたいわけだ」

 彼曰く「イヤ〜、そうではなくて、・・・」 と、またまた惚気である。参った、参った。

 で、「では、第一志望突破を約束して、続けて頑張りましょう」 と言って、ジ・エンドとした。

  彼は第一志望の国立難関大学、私立難関大学のダブル合格を果たした。


  いやァ〜、この話のポイントは 「第一志望合格には、婆娑羅の花火を彼女と楽しめ!」って

 ことではないですよ。

 単にある年の高3生たちの塾風景を語っているだけですよ。

 塾生諸君、誤解のないように。

  それにしても、ユースケは最近どうなっているのだろうか。

 いまだに平城京跡で傷心を癒しているのだろうか?まァ〜イッカ。

 とりあえず、頑張れ!



  紳士淑女であり、知を求める野人であり、プロフェショナルへの挑戦者であれ!



  Today's Lesson




| setouchi-eigo | 思うがままに | 02:02 | - | - | pookmark |
Welcome!



  12日(日)より15日(水)まではNo classとなります。

 何をして遊ぼうか?と、ドキドキしています。

 この期間中は単語テスト・単語テストの作成から全部開放されます。ばんざい!

 まァ〜、小人閑居してナンタラでしょうが、そこは多忙らしさを、です。

 オッと、たった今、15日(水)の午後の予定が入りましたが、残りは完全フリー!

 お茶をしましょう。Welcome!です。

 メイル連絡をお待ちしますよ。










   「Today's Lesson




| setouchi-eigo | 思うがままに | 01:20 | - | - | pookmark |
高3生「思うがままに」バージョン
  

 うちの塾では各学年に「家庭通信」なるものがある。親御さんへの「塾便り」である。
ただ高3生には、塾生へのメッセージを同封する。
その8月のメッセージが以下のものである。チョッとここに載せてみた。



[ 本文開始 ]

「焦り」地獄に入れば、「焦り」なさい。が、この脱出方法は「時間の管理」にあります。

 大切な事は、学習の自己管理と日常的・平均的勉強量です。
このどちらも「言うは易く行うは難し」です。
勉強の自己管理では勉強場所を変えることも一つの工夫となります。
夏休み中は学校も開放されていますので、学校の教室もしくはテラスで午前中
2時間の勉強、
午後は塾自習室、もしくは、教室は授業がありませんので、教室で
3時間の勉強、
そして家庭での夜勉強が
3時間と考えられます。
これで8時間の勉強時間が確保されるわけです。
また、一日の勉強時間は上記では
8時間としましたが、10時間でも良いのです。
大切なことは日常的に平均的に
8時間は勉強することです。
調子が良い日に10時間勉強しても、翌日はきちんと8時間の勉強をすることです。
一週間
6日の予定を立て、半日のフリータイムの日も必要です。

 過去問を勉強することが絶対に大切です。しばしば、ある問題集を使用して、
その問題集を解く力はできたものの、実際の自分の受験校の問題が解けない、
という受験生を見かけることがあります。「なんのこっちゃ!」と思ってしまいます。
それほど受験会社に忠誠を尽くすことはありません。かりに、問題集を使うとしても、
常に受験校の問題にもどり、その実力が養成されているか否かを確認する必要があります。
主客転倒なきよう。

 夏休み中の教科の勉強としては、国公立志望は二次試験教科の勉強
(私立志望の場合は、受験教科)がほぼ
89.5割となります。
英語に関しては、センターの勉強はしません。センターの力で二次試験は不可能です。
センターを終えて約一ヶ月で二次試験の実力を養成することも不可能です。
ですから、
8月中に二次試験教科・私立の受験教科をしっかりと勉強しておくことです。
受験校の勉強一本です。後は、速読・即解、長文読解、精読精訳の練習を徹底的にします。
そのためのテキストは「赤本」と塾テキストです。
センター勉強は学校の補習授業と常の学校での授業だけで、
それをセンター英語に利用させて頂きます。学校授業の時に
「内職」
etc.をすることは下の下の策で、それならば、
失礼をしてお休みタイムでも良いのです。一言で言えば、学校外では二次勉強となります。
学校授業は受験の常識知識としてしっかりと受講するべきです。

 上のことは夏期休暇が終わり、9月からの正規の学校授業が始まっても同じです。
結局は怠ける自分にどれほど抵抗できるかであり、
励ます自分をどれほど見つけ出すことができるかにあります。

 残り六ヶ月の勝負になっています。
焦るひまがないほどにその時は切迫しているのです。
今その問題を解く必要があるのです。
カッと目を見開いてチャレンジしていかねば、です。
頑張りましょう。


 

 「ドラゴン・イングリッシュ」(武岡正信先生著)に次のような檄を見かけます。

   とにかく大量の問題を体に浴びろ!

    滝に打たれるように!

 
[ 本文終了 ]



  「Today's Lesson



| setouchi-eigo | 思うがままに | 00:40 | - | - | pookmark |
欠席届


  この時期は欠席者が多く出る。

 部活合宿、遠征、スポーツクラブの合同練習、家族旅行、予備校模試、体調不良、

 大学訪問、etc. etc. である。

 すべてにOK.を出す。一発で「了解!」の返信連絡をする。

 「気を付けて」、「結果に期待」、「楽しい時を過ごして」、「ご自愛ですよ」、

 「研究棟と図書館を見学ですよ」、等々。

 全然OK.である。ゴチャゴチャとか、嫌味っぽいものはなんもない。

 せいぜい高3生には、「その後は猛勉です」と書き足す。

 塾生たちの欠席届のメイルは、簡単明瞭である。それでイイ。


  「補習はあるのでしょうか」とか訊ねられるが、ない。全くない。

 「欠席分の勉強は自己勉です」と言う。

 高1生の「仮定法」の一人勉強は、少し荷が重い。

 ここで自己勉が出来るものと、出来ないものの差がでてくる。

 質問、未消化の部分の質問は、120%応じる。が、質問を促すことはない。

 うちの塾での勉強は、自己責任であることを高1生はジンワリと知り始める。

 
  一つのことを選択する。それは一つのことを捨てるってことでもある。

 
  オッと、「厳しい塾」との評がでる。確かに「優しい塾」ではない。

 が、「勉強に厳しい塾」である。そして「勉強に優しい塾」でもある。

 これは勉強マインドによる。




  「Today's Lesson





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