うちの塾は明確な実力養成目標を持っている。
京都大学の英文解釈が出来ること、これが目標である。
この実力を持つ第一段階の完成時期を、高3の5月連休明けと設定している。
この時になって、「Wow!ここからダ!」と志望校へ受験基礎力が出来ていればよい。
この力があれば、東京大学の1番の要約問題に挑戦することができ、
香川大学の長文問題への上質な解答を作り出すことができ、
早慶上智の長文を読み通していく基礎力が養成される。
京都大学の英語を目標にするからと言って、京都大学がお薦めですよ、と言うことはない。
北海道大学を受けたい、九州大学が第一志望、是非とも早稲田・慶應ってこともある。
受験大学は各自の判断である。塾生が決めることであり、塾生の人生である。
学部の選択も塾生が決定することである。理学部もあれば、生活科学科もある。
それぞれが決めることである。
いづれの大学を受験するにしても、うちの塾の英語目標は決まっている。
これは揺るがない。
入塾時から「京都大学の英語」なんてことは一言も言わないし、言う必要もない。
これは「瀬戸内英語学院」の、つまり、私の勉強プログラムである。
このカリキュラムで勉強は進む。
例えば、高1の2学期までに基礎編の文法項目を終える。だからこそ、今月末からは
「仮定法」の勉強があらねばならないし、来月後半には「分詞構文」の勉強がなければ
ならない。この勉強の積み重ねがあれば、3学期は「構文 101」を初見問題として
挑戦できる力ができる。
高2の2学期までに文法から考える英文解釈が出来ることを目標としている。
塾テキストは「精訳演習」と「文法 構文演習:英語総合演習」の2つのテキストから
受験英語をやっつけていく。3学期には「基礎英文精講」を初見問題として
挑戦できる力をつけていく。
お気づきのように、学校の勉強はほぼない。いや、全然と言っていいほどに学校勉強はない。
学校の勉強は学校でしなさい。シッカリと授業を聞いて、学校で得られる知識は学校で
完璧に吸収していきなさい。その場で完全理解をしていきなさい、ってのが私のポリシー。
だから、私は学校の成績を知らない。まして席次なんて知らない。塾生がスーパークラスに
いるのか、ハイパークラスにいるのか、ゴールドかプラチナか、ブッシュかプッシュか、
そんなことは関係ないのである。学校も関係がない。A高校でも、B高校でもOK.である。
私の塾は宗教・性別に無関係に入塾可能であると同様に、高校もそのクラスも無関係で
ある。ただただ勉強をする「勉強道場」である。塾の勉強進路は私が決める。塾生の顔を見て
勉強内容を変更する、調整するなんてことはない。
ただただ高3の5月連休明けに「オッと、京都大学の英語に挑戦するか!」ってことの
目標に向かっていくだけだ。それ以上でもそれ以下でもない。
この旗の下で勉強するものは少数である。「大学進学記録」を見てのとうり、
ごくごく少数の塾生が集っている。ツワモノ達の塾である。彼らを私は誇りに思っている。
トコトンに勉強をしていく。
この塾の勉強方法である。旗幟鮮明ナリ!
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