瀬戸内英語学院 「思うがままに」

教えるとは希望を語ること、学ぶとは誠実を胸にきざむこと。
「思うがままに」ってことで 嬉しいこと、感動、驚き、幸せ、などを「思うがままに」記してみよう。
そして、不平、不満、も、ポジティブに、が、エクセントリックにやっていこう。
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ハッピー・アクシデント

 3つの展覧会を見て回る。
最初は同期生の個展、2つ目は片岡鶴太郎の「墨戯彩花」、3つ目は加山又造展。
同期生のは「真面目さ」が、鶴太朗のは「生」が、加山のは「音」が伝わるものでした。
三人三様の展覧会でした。今日もたくさんの感謝です。

 その中で、片岡鶴太郎の絵のインプレションを「思うがままに」書いてみましょう。
絵に関しては私はド素人であることを断っておきますよ。
彼の絵には「生」があると上に書いたのは、野菜・魚・花が命をもっているってのが
ひしひしと感じられることですね。「桃」を切ればスッと甘い果汁が流れでそうだし、
「伊勢海老」は包丁で切ればピチピチとした白い身がみっちりとありそうで、
「家冨良(かぶら)」の白さにはあのピリッとした苦味がありそうで、なかでも「椿」は
何かを語りかけそうな風(ふう)がある。で、それぞれが美しくって、生きていて、
美味しくって、食べるのがもったいない雰囲気がありましたね。

 実は、彼の絵には私は先入観がありました。TVとか雑誌でよく見かけるのですが、
「きれいでしょう」と言いたげで、妙に媚びる影が見えるところが嫌いでしたね。
この悪感情が本当かどうかを感じ取るために今回の展覧会に出向いたのです。
そしてこれが完全に払拭されました。感謝です。

 また会場の入り口ではハッピー・アクシデントがありました。
妙齢の女性が相棒と私に近づき「お使いください」と入場券を2枚をサッと差し出し
こちらのお礼の言葉が出る前にスッと姿を消してしまったことですが、これが
それぞれの絵を気分良く観るサブリミナル効果となったのでしょうか。
さらに会場内では久しぶりの塾生(彼女には孫がいます!)に出会ったことです。

 ネガティブな印象が取り除かれ、幸運な出会いがあり、今日も感謝の一日でした。

 「椿」の絵葉書2枚をデスクパットの下に置き当分は楽しむつもりです。





| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:01 | - | - | pookmark |
遠慮は無用!

 総体である。部活生よ!徹底的にやっておくことだ。頑張り抜いておくことだ。
頑張り抜いて、ベストを尽くして、部活を終える、それがカッコいいのである。
後輩たちはキッチリとその姿を見ているのだある。
有終の美を飾る、この美しい姿を後輩たちは見ている。
キチンと部活を終えていない部活生は哀れである。腑抜けの受験生となってしまう。
カッコ悪い先輩であってはいけない。受験生はカッコよくあれ!
ガンガンの部活をしておけ。

 帰宅部生よ、もちろん勉強一本である。な〜〜nも考えることはない。
文句なく勉強である。遠慮はいらない。ガンガンと受験勉強である。

 勉強をする。部活生は部活をして勉強をする。
 勉強をする。帰宅部生は勉強をして勉強をする。
 勉強、勉強、勉強、勉強、勉強である。

 「まだその範囲の勉強を学校でやっていません」なんて寝ぼけたこと言うな!
ジャ〜、学校で学んだ範囲の問題は全問OK.なのか!?
大学受験は全国区の戦いなのだ。町内大会ではない。県立高校だから
甘い得点、私立高校だから辛い得点、なんてことはない。
受験生はすべてイーブンなのだ。

 バンバンと過去問を解いていけ。
塾には諸君の受験校の30年分の過去問は揃っているのだ。
最新のものから解いていくのだ。

 頑張って、頑張って、頑張ることだ。



| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:45 | - | - | pookmark |
眠れなくって

 昨夜、帰り際にチラリと高3テキストを見ていてミスプリを発見!チッキショウー!
[20]4行目wide-ragingをwide-rangingに訂正を願います。元の文章ならば
「歴史作家の能力は、少なくとも、伝記作家の能力と同じほど幅広く怒っているのだが・・・」
ってことになる。まァ〜、これはこれで一個人の意見としては面白いかも、だが、原文は
訂正した形となりますよ。申し訳ありません。
 The early bird catches the worm.ってことで、早見のブログで今日の解釈は
バッチリかも、ですね。いやいや、私のミスです。ご勘弁を。




| setouchi-eigo | 思うがままに | 07:03 | - | - | pookmark |
☆∵★※♂ж♀∀▼Ξ∝∪!!!!!

 私が強烈に怒るのはキミの答え方が中途半端だからだ。
He plays tennis. でも He played tennis. でも He will play tennis. でも
キッチリと答えろ!
それを He plays ・・・ムニャムニャ、いや He played ・・・ではなくって
He will play ・・・とはならなくって、チンタラ・チンタラ、  ってやんで!
汁の冷めてしまった、30分もほったらかしのウドンではないか。
自分の正しいと思うことをキッパリと言え。答えが正しければ、それで
キッパリと脳ミソに残る。キッパリと間違った文であれば、それが訂正される
ことによって多くのことを学ぶことが出来るのだ。
日干しになって細切れとなったミミズの断片のような答えを出すな。キッチリと答えろ!

 私が強烈に詰問するのは、補充問題 That will (      ) you a lot of trouble. で
save を補充しながら、「それはあなたに多くの厄介を与えるでしょう」と和訳して、
私が「(与える)の訳語はどこに?」に「(与える)の英語単語はありません」って答える、
その感覚が、そのセンスが分からない。完全に分からない。サッパリわからない。
「saveの訳語は何?」と問えば「『救う』です」と答えておいて、「それでは英文訳?」
と問うと「それはあなたに多くの厄介を与えるでしょう」となる。
この脳ミソ構造が分からない。テンで分からない。
本人はニッコリで、周りの者はお口アングリ、の呆然!本人だけが得意満面!
これでは私が☆∵★※♂ж♀∀▼Ξ∝∪って爆発するのもご理解いただけようか。

 しかし、今日の英文和訳で
A closer examination will reveal that the Japanese economy is declining.
を「抑え投手の考察は日本の経済が断っていることを明らかにするだろう」と和訳することは
全くOK.である。ここで訂正が必要なのはcloserはclose(形)「厳密な」の比較級であること、
decliningの原形declineは「衰える」であることを学んでいけば良いからである。
このような訳文を出せば私は全くの平常心で共に勉強を積み上げていくことが出来る。

 私の怒り爆発がどこにあるのか、これでご理解いただきたいのである。
宜しくお願いである。頼むよ。お願いだよ。
間違ってもよい。キッチリと正しく間違うのはよいのである。
ボンヤリと間違うのがダメなのであるネ。

 まだまだ、だよ。私は修行僧の見習いである。だから、爆発はするよ。強烈にするよ。




| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:20 | - | - | pookmark |
授業深度のバロメーター

 授業中に寝入ってしまう塾生がいる。
高校1年生の場合は、まぶたが瞬いている状態が3分ぐらい続いて眠りに入る。
高校3年生は、眼力鋭く問題を見つめていたのが、2秒でドッと机にぶっ倒れる。
どちらの場合も起こすことはしない。「お疲れですね」と言う。
次の塾生が問題を解いていく。

 授業中に眠るのは私の授業が下手であるからだ、と思っている。
活気のある、切れば血の出る授業を行なっていれば彼らは眠らない。
自分の授業が上手く行っているか、否かの一つの判断基準である。
その気持ちを3年生はキッチリと心得ている。それは目覚めた後の姿勢で判断できる。
パッと問題文を追い、素早く授業態勢に戻る。立派である。
1年生は目覚めた後も、トロトロとしていて、さらに伸びをしたりする。
ここまで来れば私としても如何ともし難い。
まァ〜1年生の場合はボチボチ退塾をお願いする時期になっているかも、ダ。

 授業中の喧しさ、それはナイ。塾生が6・7名であるからして、これはありえない。
仮に騒々しくなれば、一発退室の一発退塾である。
このあたりは半月も塾に通えば当然ながら察知しているようだ。結構である。

 これから部活が激しくなる。ひどく体力も気力も消耗していく。それはそれである。
私はそれを斟酌はしない。部活は部活である。大いにしなさい。
勉強は勉強である。塾では勉強をするのが当然である。塾は勉強の場である。



| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:21 | - | - | pookmark |
もったいない

 高校1年生の答案をチェックしていて、疑問文だがクェチョンマークがない文、
文頭が小文字である文、文中で突然に大文字が表れている文、etc. のチョッとしたミスの
英文を見かけるようになった。

 高校入試の答案作成の訓練効力が消え、高校英語開始の緊張が切れて
このような隠れた癖が出始めたようである。また、英語は所詮はお互いが了解できれば
良いのであって、大文字や小文字、疑問符なんてのは、情況から当然に分かるだろう、
と言う安易さがその発生源とも考えられる。

 なんとしてもこれを直さなければならない。
大学入試は僅差の勝負である。1点、2点の差で合否が決定されていく。
せっかく正解の形の答えが得られていながら、減点される!
もったいない。獲得できる点はすべて得ていかねばならない。

 明日から厳しい得点基準を設定して、この悪癖を矯正していこう。




| setouchi-eigo | 思うがままに | 22:59 | - | - | pookmark |
高校2年生の新スタート

 高校2年生クラスが来週から塾独自のテキスト「初級解釈問題」に入る。
構文から考える解釈問題ではあるのだが、もちろん、熟語・イディオムが満載である。
学校テキスト「Crown」は非常に面白い、興味ある内容のあるテーマを持ち、英語
それ自身も多くの覚える形を提供してくれるのだが、1回の授業で1課進むには
荷が重いのである。例えば「独創性とは何か?」をテーマにした課があるのだが、
この課を一気に読みと通せばその答えが見えてくる。が、中間テストを中にして
2・3回の授業(つまり2〜3週間)になるとそのテーマが間延びをしたものとなる。
1lessonで1課を読み終えるのがベストであるのだが、現状では無理である。

 ここからは塾テキストを使っての入試解釈力を養う訓練が始まる。
英文を読み込むための力を養っていく。
「今年の2年生は幼い」と思っていたのだが、このままにしていおけばダメになる。
我武者羅に進めていかねばならない。
大学入試は全国区の戦いである。町内大会ではない。
全国レベルに伍す実力を付けなければならない。
私が迷ってはならない。




| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:17 | - | - | pookmark |
与えられすぎること

 教えられることに慣れてしまっている生徒を指導するのは難しいと気づくことがある。
特に高校生の場合である。無邪気な場合は特に困ってしまう。例えば、
People are sick or injured as a result of disaster. の和訳をしていて、
ピタッと止まってしまうことがある。で、
 私 : どこが分からないの?
 生徒 : disaster の訳が分かりません。
 私 : 辞書には何と書いていある?
 生徒 : 辞書は引いていません。
 私 : それでは辞書を引いて、適切な訳語を見つけてください。
 生徒 : エッ! 辞書を引くのですか!どのように引くのですか?
 私 : 分からない単語は disaster ですから disaster を引いてくだい。
  辞書を引き終わって、しばらくの沈黙、
 私 : では全訳を付けてください。
 生徒 : result が分からないのですが、どうすればよいのですか?
 私 : result を辞書で引いてください。
 生徒 : エッ!また引くのですか。(心の声:教えてくれてもエエやん!) 
と、このようなやり取りが延々と続く。同一生徒で2・3週間続く場合がある。

 この教えてくれることを待つ癖はしばしば学ぶ姿勢が整う前にガンガンと
与えられ過ぎてきたことから発生しているようだ。
早くこの癖から脱却しなければならないのだが、イージーに与えられることに
慣れてしまった習慣は抜けられない。
コツコツとした共同作業だけがそこから抜け出す手助けとなる、と信じている。
時間がかかるのだが、これが勉強の王道であるとも信じている。

 今日はチョッと不満を書いておこう。




| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:42 | - | - | pookmark |
光昏(こうこん)
 今回の腸炎の原因はストレスと加齢(注:カレーの食べすぎではありません!
まァ〜簡単に言えば、老化現象)である。で、ストレスは生きている限り仕方がなく、
それに受験生は私の100倍のストレスを受けているし、加齢は生まれた瞬間から
発生するものであるからして、両原因は如何ともし難い、と思っていた。
が、本は読むものである。「仕事とプライベートにおけるその人の優先順位が、
その人の人生なのだ。」(村上龍著:「無趣味のすすめ」 118頁 幻冬舎)に出会って
ハッとした。で、早速に、「日曜日は仕事をしない。予約がない限り、仕事はしない。
プライベートを優先する」ってことにした。実は、机の上には採点するペーパーが
3束あり、付箋を付けたままの入力しなければならない英文問題が7・8問あり、
赤を入れた教材プリントが机に雑然とあるのだが、これらは今日はas they are の
状態にしておくと決めた。いつもなら、これらを朝・昼・夕・夜とシコシコこなしていくのだが、
今日はサッパリと無仕事と決めた。ザット今日の行動(相棒は別のご用事ありで、
一人行動)を記しておくと、午前遅くに墓参、昼食を回転寿司ですませた後に、
「東山魁夷せとうち美術館」、そして30分くらい車を駆って某氏用のスイートをゲット、
夕方は長椅子でトロトロと眠り、さんまの番組を見て、「それでも数学を捨てられますか?」
(鍵本聡著:サンガ)[これは所々に赤線を入れました。奮起するかも、ですよ)を読み
終わって、現在PC入力中。

 で、何事も行動は常に何かを生み出すものだ、思ってしまう。
絵はド素人であるが、美しいものは美しいものである、ただそれだけで良しと思っている
のだが、今日の絵はドギマギするほど美しいものであった。二番目に気に入った
ものは「月宵(げっしょう)」である。丁寧な風(ふう)であり、描き出されていないが明らかに
上部に月がある、と思える。一番にハッとさせる絵は「光昏(こうこん)」である。
まァ〜、実物をご覧ください。夕方の独特の金色の空、暮色に染まる黒姫山、
もはや黒色となった野尻湖、手前に見える木々は一日の最後の様々な朱色となる、
もしくは、薄い黄色となっている、この一枚の絵、惚れ惚れである。

 さらに「光昏」と言葉には爆発する心風景を私に与えてくれた。横道に入る。
私は草花・樹花の名前をほとんど知らない。チューリップとヒマワリ、桜と木蓮くらいの
区別は出来ようが、花の名前については白痴以上である。で、ほぼ10年くらい前の
4月の終わりに近いある日曜日の夕刻静まりかえった工場街を散歩していて、人気のない
公園の区画に入った。その時にその花があった。可憐な清楚な小ぶりの白い花が
陽が落ちた後闇が迫るまでのほんのつかの間に発するブロンド色の光を発する空を
背景として、あった。その時の幽玄さ、大袈裟に言えば、生と死の間にある光の
なかにその花はあった。恐らく同じ光のなかで没我する私を見れば、行く人は私も同様の
生と死の狭間でいると思ったあろう。
 で、帰宅後に相棒にその名を問うた。「ハナミズキ」であった。初めての名であった。
その名前は一瞬にして私のうちでは「花不見樹」となっていた。
なぜならば、桜花を見に咲いたものの桜を見ることが出来なかった樹花、
と思ったからである。この際に大恥をさらしておこう。横道終わり。
 この時、この時の光を表す語が永い間欲しかったのである。
そして今日は見つけたわけである。それが「光昏」であったわけだ。感謝である。

 オッと、今日は随分と駄文を連ねた。ご容赦を、である。

 悪くない一日を過ごせた。感謝である。






| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:17 | - | - | pookmark |
「適塾」でありたい

 新入塾生に塾案内をしていて、彼に終わりに「塾の宿題は?」と訊ねられた。
エッ!と考え込んでしまった。現中学2・3年生に宿題を課したことがあるだろうか?
無い、長く思い返しても、無い。宿題?しかも塾の宿題?無い、無い、全然ナイ。

 生徒達は学校の勉強で一杯だろうし、部活もある。TVの時間もいるだろうし
趣味の時間も必要だし、読書もあろうし、家族との時間も必要だろうし、自主勉もある。
その上に塾の宿題を出すなんて無理だ、残酷だ、と私は思っている。

 自分で勉強をしたいと思っている塾生は黙々と勉強をしている。塾授業が始まる前に
自習室に来て数学をやっているし、国語をやっているし、社会科の勉強をしている。
塾授業が終った後も、親御さんのお迎えまで勉強をコツコツとおこなっている。

 宿題はない。それだけに授業時間の勉強密度は濃い。めちゃくちゃに濃い。
時にはギシギシと音を立てて作業を行なう脳ミソの音が聞こえる。
遅刻した部活生が「遅れてすみません」と入室をすることがある。彼or彼女は
必死になってプリント作業とか教科書本文の和訳作業をしていく。当然である。

 教室内の勉強が塾生にも私の全てである。
教室では激しく勉強をする、これが最初にあり最後にある塾のポリシーである。

 私は「適塾」を理想としているのだ。




| setouchi-eigo | 思うがままに | 23:52 | - | - | pookmark |
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