高3生の「家庭通信」には高3バージョンの「思うがままに」を同封することがある。
今月の高3バージョン「思うがままに」をかいつまんで書いてみると、以下のようになる。
昨年7月に「補習科生コース」を新設した。
このコースから学ぶことが多くあったが、その一つは、
「現役合格を果たせなかった最大の敗因は何?」の回答である。
「焦り」である、と彼らは答えた。
彼らが言うには、
夏休み頃から同じ大学受験の同級生を見ていて、
その子のほうが難しい問題集を使っていることを発見する。
自分はレベル3、友だちはレベル5の問題集である。で、「焦る」。
その問題集を買ってくる。解ける個所もあれば、解けない個所もある。
模試の結果はライバルと同等である時もたまにはあるのだが、
11月以降は以前よりも結果は惨めとなっている。「焦る」。
センターが終わる。2次試験までは残り40日である。「焦る」。
テストの見直しで気付いたことは、自分はレベル4が欠落していることだ。
いや、レベル3までの受験知識も7割そこそこなっていることに愕然!「焦る」。
その時にレベル3まで落して死に物狂いの勉強をするべきであった、
と彼らは振り返って答えた。
この轍を踏まない、と心に決めて去年の3名の補習科生は頑張った。立派である。
連休中に幾人かの卒塾生が訪ねてきた。かれらの浪人経験者に同じことを訊ねた。
答えはほぼ同じである。
上の話は数学なんだが、英語でも同じである。
中学英語の「受動態」と「関係代名詞」の役割が理解できていなければ、
大学入試の長文読解なんてゴジャである。ピタゴラスの定理を知らないで、
分数の足し算が出来なくて2次の数学を勉強するようなものだ。
常に復習をする。基礎部分が穴だらけでは上部構造は常に崩壊の危険が一杯だ。
堅牢な基礎を作っていく。
「受験手帳」で間違いの修復の記録を残す。納得のいく答えを作っていく。
そのプロセスをきちんと理解していく。
復習に丁寧であることの積み重ねが今からが勉強には絶対に必要である。
常に基礎を固めていけ。分からない個所があれば、分かる部分まで
後戻りをしなければ、だ。その勇気がいるのだ。
そこに自分の実力伸長の原点がある。
こんなことを高3生の「思うがままに」に書いた。
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